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スキマスイッチFAN CLUB EVENT Vol.1 「VIP」

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人間、無駄なことは何一つないのかもしれない・・・。そんなことをりんかい線に乗りながら思ってしまった。でも、今日降りるのは東京テレポート駅だったりする。
音の洪水に、身を投げに行くのだ。

この数日、ファンクラブのBBSのイベントネタバレ部屋にアクセスしたい欲望と葛藤するのに必死でした、はい。でも我慢したもん(えばるな)。
な、な、なんと、職場の同僚が、一時間近くも早く、早退けさせてくれました。ううう。申し訳ないです。
整理番号は早かったんだけど、うろつく余裕もなく会場に入って、出来るだけ後ろに居場所を確保。弱ってる耳が自信無くて、とにかく音が回っても良いから、音源から遠めの場所にいたかったです。耳鳴りで途中退場だけは避けたかった。
内容の細かいとこはいつものように帰りの電車の中で携帯にメモとることが出来ず(やっぱり耳が疲れて、眩暈がしました)、かなり曖昧なので、やめておきます。
とにかく、またトークの楽しい歌い手さんを好きになっちゃったみたいです。




前回のコンサートライブのときも思ったのっですが、なんか、やっぱり飲み屋の延長のライブハウスみたいな雰囲気でした。っていうか、練習場?あの砕けた雰囲気は。舞台上のセットは、「大橋さんの部屋」っていう設定だったらしいですが(赤いソファや、冷蔵庫、セットとして置いてあるギターやキーボード?オルガン?)、何となく、昔バンドやってたころの練習場を思い出してしまった。本番より、練習場で音流してる時のほうが楽しかったから、居心地がどんどん良くなってったなあ。緊張感の無い、不思議な場所でした。飲めたら飲んで聞きたかったな。カクテルあったんだよね。
終始楽しそうな二人。
歌うことも、それを楽しんでいる目の前のファンを見てることも、楽しそうだった。
イベントとしては、純粋に音楽を楽しむという点では、どうかと思う向きもあると思う。でも、あくまでも、交流イベントと捉えれば、成功なのかもしれない。
エンターティメントとして、どうだと言われれば、芸達者なアーティストに比べてしまうと取りとめもなく映ってしまうのかなあとも思うし、あのけじめの無い雰囲気がだらだらとして映るのかなあとも思う。
ただ、一歩踏み込むと、なんとも言えない世界がある。
マイペース、それを壊さない周囲。
「クリスマスの約束」でみた、誰にも揺るがされないマイペースさ(曲作りに関しては、小田和正さんの言葉すら耳から抜けそうな二人。普段もああいうペースで仕事してるんだろうなあ・・)。
大橋さんの、お客さんに甘えてるとも取れる、笑顔。
ガキ大将や、高校時代にいた、バンドやっててちともててた男の子を、そのまま大きくしちゃったみたいな、人懐こさ。
根底に流れるのは、本当に自分たち自身が、(人に聞かせる前に)無条件に音楽をすることが好きであり、目指すもののコアみたいなものが、あるんだろうなあと、感じさせる、足元のしっかりさ。
声や音楽に対する感受性が、ちょっと面白い個性なんだろうなあ。
お客さんにコーラスをやらせて、挙句にあんな集団にピアニッシモを強要し(乗っちゃうファンもファンだし、綺麗に出来ちゃうデラクサーも凄い。)それを、舞台上で、好奇心満々の笑顔で聞いてる大橋さんも、面白い人だ。ピアニッシモのコントロールって、大きな音より難しいと思うぞ。
同じころデビューの歌い手さんに対するジェラシーにも似た対抗感。これは、一瞬ひくものがあったけど、こんな風にムキになる部分を持ってる負けず嫌いさが、歌詞の中の世界の混沌としてるけど妙にリアルな部分も培ってるような気がして、面白かった。
音響はどちらかというと、トークに合わせてあるかのようで、基本アコースティックな味付けみたいで、本当にライブハウスみたいで面白かったし、私の耳のコンディションを考えると、本当に助かりました、いいリハビリになりました。また、あまり沢山加工されてない音(特に声)で聞くライブは、ホール形式だとまずないでしょうから、贅沢な体験でした、
何より、普段は頑張らないと聞き取れない、常田さんの、バッキングが、がんがん聞けたのが、もう、こんな贅沢ないなあと、思いました。
正直、巧い下手って、考えたらきりがないけど(ちょとミスタッチ・・・?とか、左手のスピードが・・・あれ?とか・・・でも、今回出ずっぱり、弾きっぱなしだったから、仕方ないか)、この人の、演奏は、肌に合うというか、ツボに落ちる・・・というか。「引く」部分の使い方が、私は好きです。絡めて絡めて、まとわり着いて、いきなり空白が訪れて、大橋さんのボーカルがごん!!って前に来て、受け止める。そんな表現が何度かありましたが、そこんとこが、大好きです。
本当に贅沢な時間でした。
いいなあ、と、思える曲が沢山あって、困ります。
最後の「奏」が、少しまた変わったのかなあ、と、思えた。切なくもあるけど、この曲は、つながってゆく未来のへの時間の曲でもあるのだと、そんな気分になれたから。

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